2013年6月18日火曜日

実機(リリース環境)での動作。。。途中まで

Apple App StoreとGoogle Playへの配布方法をまとめておきたいと思います。まだ、完成には程遠いのでここでは作業手順のまとめまでとします。また開発用実機での動作と同じ手順であればこちらを見てください。

1. Apple App Storeでの配布

1.1 アプリアップロードまでの準備

すること設定内容
スクリーンショットの取得1. 実機にてアプリを起動させてからXCode > Organizerを開く
2. 接続したデバイスの「Screen Shots」を選び右下の「New Screenshot」でスクリーンショットを記録
バージョンを1.0にios/Info.plist で 「Bundle Version」が1.0になっていることを確認
証明書と
プロビジョニング
ファイルの登録
[証明書]
iOS SupportのCertificates... 画面のCertificates > +
  ProductionのApp Store and Ad Hocを選択
  証明書ファイル(CertificateSigningRequest.certSigningRequest)をアップロード
  生成された証明書ファイル(ios_distribution.cer)を開いて
  キーチェーンアクセスに登録

[プロビジョニングプロファイル]
同画面のProvisioning Profiles > +
  プロファイルの選択 Distribution  > App Store もしくは Ad Hocを選択
   App IDの選択(開発時と同じ)、証明書の選択(同左)
   [Ad Hocの場合] 実行する端末の選択
   プロファイル名の設定 (例:Sample2AppStore)
   生成されたプロビジョニングプロファイルファイル
   (Sample2AppStore.mobileprovision)を開いてキーチェーンアクセスに登録
アプリの登録準備iTunes Connect画面 Manage Your Apps(右上) > Add New APPS
   Default Languate(ja), App Name(製品名)、
      SKU Number(任意の番号(10000とする))Bundle ID (実機開発と同じもの)
   Availability Date(有効日)  Price Tier(Free, Tier1=85円など)
   バージョン(1.0), コピーライト(会社名など)、
   カテゴリ  最大2つ (例 Education, Life Style)
        Rating (暴力、性描写、アルコール、タバコ、ホラー、ギャンブル)なければすべてNone
        Description (説明)、キーワード、サポートURL
        コンタクト情報(氏名、メールアドレス、電話番号(+81から))
        アイコン画像 (1024x1024px), スクリーンショット(※)の登録
        ※ iPhone(3.5[960x640]/4 inch[1136x640]), iPad[1024x768]

1.2 アプリのアップロード

  1. プロジェクトアイコン(左の一番上)をクリック > TARGETSで今回のアプリ > Build Settings > Code Signing > Release/Any iOS SDK に
    iPhone Distribution を選択
  2. Product > Schema > Edit Scheme > Archive で
    Build Configuration をDebugからDistributionに変更してOK
  3. Product > Archiveで配布用ビルドを実行
  4. Organizerを開き Archiveタブから配布したいプロジェクトを選択してDistribute
  5. (許可とiTunes Connectのログインが何回か求められる)
  6. [AppStoreの場合]
    1.  Submit to the iOS App Store
    2. 送信が完了すると iTunes Connect のステータスがReady for UploadからWaiting for Reviewになる
    3. 審査が開始するとIn Reviewとなり、Ready for sale となると指定した日から公開される(1-2週間)。何らかの問題があるとRejectedとなる
  7. [Ad Hocの場合]
    1. Save for Enterprize or a Ad-Hoc Deployment
    2. ipaファイルを保存するよう求められる
    3. ipaファイルを登録したデバイスと同期しているiTunesにドラッグするとインストールできる
[エラーケース]

  • Product>Archive作成時にCode Signing Errorとなりビルドできなかった→ プロビジョニングプロファイルを入れ忘れた
  • cocos2dx.xcodeprojが別で開いているのがありビルドできない→一旦Xcodeを終了させてからこのプロジェクトのみ開く

関連するファイルや設定がややこしいので図にまとめました。




2. Google Playでの配布

1.1 アプリアップロード

すること設定内容
スクリーンショット
取得
アイコン作成
- 1辺 320px 以上で 2つ以上
- 512x512px のアイコン
バージョンを1.0にAndroidManifest.xmlのManifestタブで次の値となっていること
version code = 1
version name = 1.0
証明書と
パッケージの作成
[証明書とパッケージの作成]
プロジェクトを右クリック> Android Tools > Export Signed Package
  → プロジェクトはそのままで 次へ
  → Keystore selectionで Existing ... から「Create new keystore」を選択
        Locationは任意(たとえば プロジェクトproj.android/market.keystoreとする)
        パスワードも任意に設定して 次へ
  → エイリアス(例 プロジェクト名と同じ)、パスワード(任意)
      有効期限(例 25年)  
      姓名、組織名=組織、県名、地方名、国名(JP) → 次へ
  → apkファイルの名前と保存先(例 proj.android/(プロジェクト名).apk)
アプリの登録Google Play Development Consoleに「新しいアプリを追加」
apk: 先ほど作成したapkファイルを登録
ストアの掲載情報: タイトル、説明
                           スクリーンショット(2つ以上)
                           高解像度アイコン(512x512px)
                           アプリのタイプ、カテゴリ、コンテンツレーティング
                           Webサイト もしくは メール
                           プライバシーポリシー(とりあえずURLは送信しないにチェック)
価格と販売/配布地域: 無料で日本のみ選択
                      同意事項すべてチェック(マーケティングの除外、コンテンツガイドライン、米国輸出法)

→ 3つの項目にチェックが付けばOK
→ ストアの掲載情報で右上の「公開準備の完了」を「ストアに公開」とすれば
    2-3時間でストアから検索できるようになる